今日は、『資源の有効活用』について、お話をします。
資源とは、私たちが生きていくために使う大切なもののことをいいます。給食に使われている食べ物や食器、牛乳パックなども大切な資源です。すべてのものには限りがあり、使っていると、いつかは、なくなってしまうかもしれません。
そこで、給食では、次のような工夫をしています。
① 野菜くずや食べ残しは、食品リサイクル工場で、たい肥にします。このたい肥を使って、学校や農園で野菜を育てています。
② 給食で使われている食器は、古くなったら回収し、新しいおぼんなどに生まれ変わります。
③ 飲み終えた牛乳パックは、回収して製紙工場でトイレットペーパーの原料となります。
自分たちにもできる資源の活用について、家でも話し合い、限りある資源を大切にしていきましょう。
パン
牛乳
マカロニのクリームに
コーンサラダ
みかん

今年、収穫された米が精米され、新米としてお店に並んでます。新米は、水分を多く含んでいるので、みずみずしく、つやつやとした炊き上がりになります。収穫されたばかりの新米は、新鮮だからこその、つやや味わい、粘り、香り、米がもつ甘みを感じることができます。
給食は、11月から新米に切り替わっています。
農家の方が、一生懸命に育てた米です。感謝をして、いただきましょう。
ごはん
牛乳
おでん
さんしょくあえ
なっとう

今日は、茨城県の味めぐり献立です。
茨城県は、作物を栽培している土地の面積が広く、1年を通して、ピーマンや水菜、小松菜、チンゲン菜など多くの野菜が収穫されます。その中でも、れんこんの栽培が盛んで、生産量は日本一です。
煮合いは、水戸市下市地方で、お正月やお祝いに食べられる郷土料理です。れんこんやごぼうなど地元でとれた野菜を煮て、酢で和えた料理です。
納豆は、古くからの水害対策として、栽培されていた小粒大豆の風味と口当たりを活かした伝統的な納豆づくりが全国に知られるようになり、水戸市の特産品となりました。
茨城県の味をおいしくいただきましょう。

高野豆腐は、豆腐を凍らせて乾燥させた保存食です。寒い冬に豆腐を外に置き忘れてしまい、偶然できたと言われています。それを食べてみると食感と味が良かったので、色々な料理にして食べられるようになりました。
乾燥させているので保存がきき、少ない量でもたくさんの栄養がとれます。
また、高野豆腐には、たんぱく質、カルシウム、鉄が多く含まれていますが、ビタミンCは含まれていません。そのため、ビタミンCがたくさん含まれている野菜と一緒に食べると、より栄養バランスがよくなります。
今日は、高野豆腐をたっぷり使った丼です。初めての献立でしたが、好評でした。「ごはんがすすむ!」ともりもり食べました。
こうやどうふのそぼろどんぶり
牛乳
いかのさらさあげ
しそひじきあえ

清水っ子たちは、給食室に入る前に大きな声で「いただきます」と言って入ります。「いただく」は、神様へのお供え物や、身分の高い人から物を受け取るときに、頭の上に掲げて感謝の気持ちを表したことに由来しています。また、食材となった命をいただくという感謝の気持ちも込められています。
給食を返しに来た時も同じように「ごちそうさまでした」と言って入ります。そして、給食室を出るときに、ひとりひとりが「ごちそうさまでした」と言って帰ります。「ごちそうさま」はたくさんの人々が関わって食事ができることへの感謝を表すものです。
給食だけではなく、食事の時には「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつを心をこめてできるといいですね。
ごはん
牛乳
みそしる
ぶたにくのしょうがやき
ごまあえ

給食では、特産品や旬の食材を取り入れた献立づくりをしています。特産品は、地域で特に盛んに生産される品物のことです。旬とは、食べ物が一番おいしくて栄養がたっぷりな時期のことです。
今日の給食は、愛媛県が養殖生産量日本一を誇る鯛を使った「鯛の香味揚げ」、生産量日本一を誇るはだか麦が入った「もち麦ごはん」、そして、旬の食材のさつまいもを使った「さつまいものみそ汁」です。
いよいよ明日は運動会です。しっかり食べて、明日力いっぱいがんばりましょう!
もちむぎごはん
牛乳
さつまいものみそしる
たいのこうみあげ
そくせきづけ

酢は、米・とうもろこし・果物などの糖分をもつ原料をもとに、まず「酒」を造り、それを「酢酸菌」で発酵させて造ります。日本料理の基本の調味料である「さしすせそ」の一つで、酸味を加えるために使われます。
酢の歴史は古く、紀元前五千年頃に作られたと考えられています。この時代に、酒が自然に放置され、偶然できたのが始まりといわれています。その後、18世紀に、フランスで酢酸発酵が科学的に解明され、現代の酢の大量生産・流通へとつながりました。
今日は、切り干し大根の中華サラダに「酢」が使われています。おいしくいただきましょう。
ごはん
牛乳
あつあげのみそいため
きりぼしだいこんのちゅうかサラダ

今日は、『中秋の名月』です。
中秋の名月は、満月に近い月が、1年で1番明るくきれいに見える日で、この日にお月見をします。
平安時代には、貴族が宴を催すなど優雅なお月見でした。江戸時代に庶民にも広がり、お月様に秋の収穫物を供え、名月を鑑賞しながら実りに感謝するようになりました。愛媛県では、河原で月を見ながら、その年に採れた里芋を使った、『いもたき』を作り、家族や地域の人たちみんなで鍋を囲む風習があります。
給食では、里芋の他に、鶏肉、油揚げ、こんにゃく、にんじん、しいたけが入った『いもたき』です。味わっていただきましょう。
ごはん
牛乳
いもたき
ホキのもみじあげ
あまずづけ
